ブログ
好きなもの…
| 塾長の独り言
逆境とは、自分を磨くための最高の環境でもあります。そこをくぐり抜けることで更に潜在能力を引出してくれます。
コレまで、多くの逆境の中で、過ごして来ましたので、度量も格段に大きくなりましたでしょうか 笑…実は、僕の大好物は、お赤飯。昨日は、綺麗なお花を、どうもありがとうございました!
腹圧トレーニング…体幹は、なかなか鍛えることが難しい筋肉ですが、腹圧エクササイズでコツをつかめば初心者にも意外と簡単に成果を楽しめます。しかも腹圧エクササイズで体幹を鍛えれば、姿勢も良くなり、腰痛や肩こりの改善効果も期待出来ます。人の胸の部分は、胸椎、肋骨、胸骨といった骨で囲まれているので、安定し大きくブレることはありません。
しかし、お腹の部分は、身体を支える骨が、腰椎しかないため、構造的に弱くなります。 お腹まわりの筋肉を鍛え、腹圧(胃腸などがおさまっている腹腔内の内圧)を高めることで、腰椎そして体幹全体を安定させましょう…運動苦手な方や初心の方でも取り組みやすい「やまおく体操」です。自律神経コントロール講座も、続々とご予約入っております!
冷え性…
| 運動
一般に良く使われる冷え性。その病態は、漢方医学の方面からのアプローチで、末梢血管運動障害と捉えられることが多く、冷え性の病態を生理学的に明らかにされたものでありません。
冷える部分や症状によって、5つのタイプに大別されますが、自分がどのタイプに当てはまるのか?事前に確認しての取り組みで、早期改善に繋がります。代謝の低下に対する適応反応が、原因の大半かなぁ 笑…
アスリート仕様の体幹トレコース
スポーツの競技力を上げるには、動きの質を高めるファンクショナルトレーニングが必要となります。
骨格や筋肉を動かし方は、同じですが、内臓下垂の予防など、姿勢を保つ目的の通常の体幹トレーニングではなく、今度は、再現性の高いスポーツ仕様の体幹トレーニングをしてみませんか?
地上での動きは、カラダを左右に分ける矢状面、前後に分ける前額面、地面と平行に輪切りする水平面の3Dになります。
野球・サッカー・ゴルフ・テニス・バドミントン・水泳・自転車・ランニング・ヨット・カヌー・乗馬…11のスポーツのアスリート仕様の体幹トレ・コースでは、再現性を高めるために6つのポジションで3種の体幹トレーニングをご紹介したいと思います
段階を追って機能的に動けるカラダを作り、そこを土台にスキルを磨くとスポーツパフォーマンスも上がる事でしょう。
上半身のバランスUP…屈んだ姿勢で自在に動けるカラダを作りましょう。
背中のアーチを意識しながら体幹を支持し、股関節から上体を深く前屈させたポジションでのファンクショナルトレーニングをします。腕脚の動きにつられて基本のポジションがブレないよう気をつけましょう。
オルターネイティブ・フロントレイズは、矢状面。オルターネイティブ・バックレイズは、前額面。オルターネイティブ・サイドレイズは、水平面のトレーニングになります。
オルターネイティブ・フロントレイズ:背中のアーチを意識しながら体幹を支持し、股関節から上体を深く前屈させます。両手でダンベルを持ち、両肘を伸ばして、肩の真下に構えます。肘を伸ばしたままダンベルを交互に頭上に素早く上げて、素早く戻します。左右交互に20回行います。
オルターネイティブ・バックレイズ:背中のアーチを意識しながら体幹を支持し、股関節から上体を深く前屈させます。両手にダンベルを持ち、両肘を伸ばしたまま肩の真下に構えます。肘を伸ばしたまま、交互に肩甲骨を下方回旋を素早くさせて、素早く戻します。左右交互に20回行います。
オルターネイティブ・サイドレイズ:背中のアーチを意識しながら体幹を支持し、股関節から上体を深く前屈させます。両手でダンベルを持ち、肘を伸ばしたまま、肘を伸ばしたまま左右交互に胸椎を回旋させ、ダンベルがカラダの上に素早く上げ、素早く戻します。左右交互に20回行います。
動きが左右非対称なスポーツでは、歪みの原因にもなりますが、上半身のバランスUPのファンクショナルトレーニングを行う事で予防かつ、パフォーマンスUPにも繋がります。
入門者と上級者…
| 塾長の独り言
季語を盛込み、感情を述べずに五七五で表現する。制約あるからこそ、俳句の世界は奥深い。技巧の凝らしがいがあるのも、その成約ゆえ、これがもし自由なおしゃべりだったらどうなることでしょう。
語り散らした言葉の応酬は、その場限りの楽しさで終わってしまうかも知れません。入門者は、楽しさを語り合い、上級者は、億深さを語り合うのかも知れません。ようこそ、制約を通じた奥深い世界へ…
身体には、脳と全ての器官が自律神経系にて連結されていて、体内環境全体を抑制・制御されています。この自律神経系は、ストレスに対する重要な防御であると同時に、ストレスの主要な兆候を初期段階で明らかにしてくれる機構でもあります。
自律神経系には、器官を活動させ、運動などの肉体的ストレスに対処する準備を整える交感神経と、体内の維持管理的なバックグラウンド機能を抑制・制御する副交感神経の2つの下位分類が、存在していて、機能的に陰と陽のバランスを取ることが、出来るようになっています。
交感神経系の活動が優位になると、心臓の鼓動が速くなり、皮膚などの重要度の低い器官に向かう血管が収縮し、呼吸が激しくなり、意識レベルが高まります。また、眼球の突出、体温の上昇 (脂肪が燃焼される)、運動神経の活性化、動悸や不整脈が、感じられ、不安による発汗などが、起こることもあります。呼吸数が、増加して呼気が荒くなり、動脈血が、アルカリ性に傾くこともあります。
この場合、神経が、過剰興奮状態になり、口の周囲や指の先端部などに疼きや痺れなどの不快な感覚が生じるようになります。脳に向かう血管が収縮し、目眩や脱力感を引き起こすこともあります。こうした感覚は、多くの場合、その主体である人間の不安感を増大させ、交感神経系の初期刺激を増大させることになります。
こうした交感神経系の活動を抑制・制御する役割を担っているのが、副交感神経系です。副交感神経系は、安眠中や休憩時など、身体が、リラックス状態にある時に、臓器をコントロールします。心臓及び、血管、呼吸パターンを調和させ、心拍数の減少、血管の弛緩、緩やかで深い呼吸などを生じさせます。内臓や皮膚への血流量が増え、食物消化などのバックグラウンド機能が、促進されます。
交感神経・副交感神経の双方の働きは、知られていましたが、針を指して等の測定が、極めて難しいため、健康なのか?病いなのか?を、知ることも出来ませんでしたが、数理解析のバイオリズムによって、自律神経系の仕組みについての理解も深まり、心血管、肺、中枢神経系の間には、複雑な相互作用が、存在することが、解るなど、ストレスの研究を前進させました。
私達は、お湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、冷蔵庫から牛乳を取り出したり、通勤電車に乗ったり、携帯電話のバッテリーを充電したりしますが、これらには、全て温度センサーが、使用されています。温度の監視と管理は、人間生活の基本であり、それを実現する技術の多くは、偉大な科学者によって生み出されてきました。
温度計は、1592 年にガリレオによって発明されたものですが、当初は、ガラス球を使った簡単な空気温度計でした。今日では、様々な技術と設計の多種多様で高度な温度センサーになり、工場、病院、学校、家庭など、多くの状況や環境で、様々な便益をもたらしています。
身体には、このような、多種多様で高度な温度センサーが、多数備わっています。これらのセンサーは、心拍、血圧、体温、血液の生化学的特性、血中の酸素量/二酸化炭素量などを検出し、対象ごとに、検出感度と遅延度が、それぞれ異なる複数のセンサーが、存在しています。この結果、各測定対象 (心拍、血圧、呼吸数など) は、一定の値を示すことなく、複数の周波数で同時に変動することになります。
こうした変動リズムは、数学的に解析することによって、各センサーの検出感度と遅延度及び、各センサーに繋がっている神経の活動を明らかにする手掛かりとなります。センサーとそれらにつながった神経が、 交感神経系と副交感神経系の機構に相当します。
これらの変動を調べることによって、交感神経系と副交感神経系の機構が、どの程度活発に活動しているか?、またどの程度の対応能力を備えているか?を知ること出来ます。また、そのリズムを把握するのは、身体機能について知見を得るためだけでなく、重要な医学的用途が、存在するためでもあります。
例えば、心臓発作等で、集中治療室に収容されている方の4秒間の心拍振動幅を観察することによって、生死を予測する信頼性の高い因子として活用されています。その後の回復後の日常生活中の観察からも、生理学的健康に関する情報を入手したり、抱かえているストレスや、対応能力のレベルを把握することも出来ます。
ストレス検査法は、新しい分野の生命科学でも活用されようとしています。この動きは、ストレスの軽減を図ったり、ストレスの悪影響を排除するための予防法や、ストレス抵抗能力を高めるための手段の開発にも、直結しています。
入門者は、楽しさを語り合い、上級者は、億深さを語り合う。そんな中でも、交感神経系と副交感神経系の機構が、どの程度活発に活動しているか?、またどの程度の対応能力を備えているか?を知ること出来ますね。