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運動能力の個人差は、何処で見る?!

あのヒトは、あちらのヒトより運動能力がある…とよく表現されることがあります。そのヒトの運動能力は、一体、何処を見れば良いのでしょう?

生理学では、心肺機能が何処までの運動の強さに耐えられるか?を、そのヒトの運動能力として評価しています。もちろん、運動能力は、ヒトによって異なります。

無理せずに運動を行うためには、まず自分の運動能力の限界を知ることが大切です。



一般の成人男性では、1分間に体重辺り30~40mlの酸素を消費出来ます。

スポーツ選手は、1分間に体重辺り50~60mlの酸素を消費出来ます。学生時代に、マラソンの元選手だった瀬古さんは、70mlと言われていました。

熟年の男性では、1分間に体重辺り20mlの酸素を消費出来ます。

この限界を知らずに無理をしてしまうと、ジョギング中に倒れたりなどの運動中の突然死につながることもあります。せっかく健康のための有酸素性運動ですので、注意が必要ですね。


痛みのメカニズム

痛みがあると、そこが悪いってついつい思ってしまいますよね。痛みは、信号。あるのも困りますが、全くないのも困るものです。そこで、痛みのメカニズムについて、おさらいしてみましょう。

傷や熱、酸・アルカリの刺激を受けると細胞が傷つきます。傷ついた細胞からカリウムが放出されます。それがきっかけで、痛みを感じやすくするPGE2(プロスタグランジンE2)、PGI2(プロスタグランジンI2)、ロイコトリエンといったカラダの働きを調節する物質が作られます。

PGE2やPGI2は、痛みを増強させる物質、痛みに対する反応性を高める物質となります。PGE2、PGI2単独で痛みを生じさせるのではなく、痛みを感じやすくさせます。痛みのシグナルが発生したとしても、このシグナルの強さがある程度の閾値を越えていないと痛みを感じません。この閾値の違いが、痛みに対する我慢度の個人差かもしれません。



PGE2やPGI2が作られると、神経からは、サブスタンスPという痛み増強物質が放出されます。サブスタンスPによって、傷の痛みや腫れ、赤みなどが増強します。また、血液中の肥満細胞からはセロトニン、血小板からはヒスタミンといった、さらなる痛み物質が誘発します。このようなステージを経て、痛みセンサーは、ますます興奮し、痛みが拡大していきます。

拡大した痛み情報は、カラダの損傷や不具合を脳に伝え、その対策を立てるよう脳に促します。痛みがある時には、自然と安静を取り、体温を下げて炎症を抑えようとするのは、痛みを感じ取った脳が傷を癒すアクションを起こしているからなのです。

また、この痛みに関するホルモンを、血流を促進するなどで早く除去させることで、痛みを早く抑えることも出来ます。当社オリジナルのリセットバイクは、血流促進に非常に優れていて、1分間に60〜90回転で6〜8分で筋肉痛などの痛みをほぼ改善出来ます。


運動強度が物足りない⁉︎

運動強度が強くなると、糖質からのエネルギーに依存することが知られています。

ですので、運動強度が物足りないと言って簡単に強度の強い運動をすると脂肪よりも糖のエネルギーを利用することになります。



ヒトのカラダには、糖を利用する解糖系エンジン、脂肪を利用するミトコンドリアエンジンの2つのエンジンがあります。若い頃は、解糖系エンジンをしっかり使って運動していましたが、40歳を過ぎた頃から、解糖系エンジンは、お休みしがちになり、ミトコンドリアエンジンをよく使うようになります。

ですので、運動強度が物足りないからと言って働いてない解糖系エンジンを使おうとすると負のものがカラダに残るようになります。

また、カラダに蓄えられる糖質は、1%程度しかないので、常に食事からの摂取が必要となるのも事実ですが、食事による1日の摂取エネルギーが2500kcal程度の場合、食パン1枚と普通茶碗3.5杯くらい。

運動強度が物足りない…、やった感がしない…

なかなか痩せないのは、運動強度のせいじゃないっていうのをご理解いただけたでしょうか?


投手のための物理学

打者のための物理学でちょっと触れましたが、あのピッチャーは、重い球を投げる…のお話に触れてみましょう。

投手が投げる球には、重い球と軽い球があり、重い球は、バットに当たった時に、押し込むようになるから飛ばず、軽い球は、当たった瞬間に飛んで行くので遠くまで飛ぶと言う例え方でしょうね。昔、巨人の星という漫画で、星飛雄馬の球が速いのにバッターに通用しないのは、軽い球だから…と評価するシーンがあります。これを信じてしまってる指導者が多いのですね。年代的に仕方ないかもしれない 笑。

もし、バットを押し返す球が存在するならば、球がバットに当たっていた時間が長くなりますので、それは逆に遠くに飛ばされてしまうので、カラダを上手に使える打者に当たった投手は、要注意ですね。



投手は、速い球を投げらるに越したことはありませんが、速い球でなくても、いかに長い時間バットに球を当てさせないでおくか?、打者に体幹を上手く使って球をバットに乗せさせないような間合いなどの工夫することが大事です。

ボールの企画は、規定されていますし、バットの企画も規定されていますので、精神論に邪魔されなければ、意外と目標にすぐ到達出来ると思います。しかし、選手生活は、非常に短いものですし、トレーニングでカラダを変化させるにも時間がかかりますので、トレーニングプランにもこのような含みを持たせてプログラミングしてあげると、効果も上がりやすく、非常に楽しく練習に取り組めると思うのですね。選手も頭使わないとダメだと思います。

打者のための物理学についても一言書いてみたいと思います。


毎年、減るであろう筋肉を前もって増やす…

筋肉は、代謝を高める…

年を取ると、たとえ食事と運動の量が若い時と同じあっても、消費カロリーが少なくなりますが、活発さを保って筋肉量を維持すれば、消費カロリーの減少を遅らせることができます。

筋肉は、活性の高い組織です。車で例えると、アイドリング状態の時には、8気筒の車のほうが、4気筒の車よりも多くのガソリンを燃やすのと同じように、たとえじっとしている時でも、筋肉量が多いほど燃焼するカロリーは多くなります。



代謝が高くなれば体重も自然と減らせられますので、除脂肪体重の経過を観察しましょう。

毎年減るであろう筋肉を前もって増やしておくとイイんだよね。


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