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やまおく体操を使った養生法 〜疲れと取り除く〜

養生訓の養生思想の主なものは、気の考え方を重視し、自分の体は自分で養生し、病気に ならないように予防し、心身の健康を保つ責任は自分自身にあるということです。養生訓の内容は、身体の養生と心の養生を結合させて具体的に説いています。

養生のコツ
・怒りや心配事を減らして心を穏やかに保つ
・元気であることが生きる活力になるのでいつも元気でいる
・食事は食べ過ぎず、毎日、自分に合った適度な運動をするのがよい
・生活の中で自分の決まり事をつくり、よくないことは避ける
・病気になってから治療するのではなく、病気にならない努力をする



養生の術は、つとむべきことをよくつとめて、身をうごかし、気をめぐらすをよしとす。 つとむべきことをつとめずして、臥す事をこのみ、身をやすめ、おこたりて動かさざるは、はなはだ養生に害あり。 久しく安坐し、身をうごかさざれば、元気めぐらず、食気とどこほりて、病おこる

今年の夏は、過去126年で最も暑いと言われ、身体や心の消耗が激しかったと思われます。そこで、今回は、やまおく体操を使った養生法をご紹介していきたいと思います。


毎年このシーズンは…

このシーズンは、有難いことに講演依頼を頂けます。
まだ訪れた事の無い地方からのご依頼は、とても嬉しいものです。先日の講演では、奇跡の人って呼ばれ、ちょっとこそばゆい思いでしたが、長年、独自に研究・実践してきたものを体操やスポーツで表現して提供させて頂いて来て良かったです。僕と同じく運動嫌いが少しでも減って、将来の寝たきり期間の短縮させるお手伝いが出来ればと思っています。あれだけコロナウィルスを恐れて居たのに、都内の電車の中では、マスク無しで咳やクシャミをされていても無関心。あれは、いったい何だったのでしょうね。



今週のお散歩クラブは、冷え込みましたので、身体が馴染むまでアーケード街コースにしました。




運動の重要性についての講話と実践をさせて頂きました。
血液には、酸素や栄養やホルモンを乗せて身体の隅々に運んで、筋肉や臓器の健康を保っています。安静にしていると心臓から血液が身体の隅々まで送られて、また心臓に返ってくるまでの時間は、約8秒。それを3〜4倍の速さで巡らせてあげると、鍛えていても毎年2%減るであろう筋細胞を維持したり増やすことにも繋がります。激しい運動は、意外と血液の循環が悪いのと、必要以上の早さで巡らせると、逆に細胞に傷を付けることになり、活性酸素を増やしてしまうことになりかねません。バランスの良い食事で栄養豊富な血を造り、良質な睡眠で栄養豊富な血を増やし、程良い運動で身体中を巡らせてあげて、健康寿命を伸ばす努力や工夫を自ら行いましょう!と言うことで、安静時より3.0〜4.0倍の運動を体感して頂いた感想を語り合い貴重なお時間となりました。



次回は、3月10日にお会いしましょう!



身長173cm.体重85kg.体脂肪率12.0%と30年変わらない体型ですが、健康診断でB.M.I=27.7と肥満ですから痩せて下さい!と叱られてしまいました⁈。神経筋を刺激する運動を1に対して全身に酸素を巡らせる運動を3を目安に何とか取り組んで来ましたけれど、54歳オジには、枠に嵌るなんて、なかなか難しいかもです 苦笑。

虫歯や胃癌は遺伝じゃ無く病原菌の感染ですから、幼少の頃の親からの食べ物の口移しは、ひょっとしたら最悪だったかも知れません。またミュータンス菌やピロリ菌の持ち主とのキスも命がけの覚悟が必要だったのかも知れませんね。昭和人らしいでしょう? 苦笑。



脳の成分は、約7割が脂肪で残りがタンパク質で出来ています。今後益々痩せて行きますから、これからも身体に良い食べ物を食べて、しっかり眠り、程良い運動で身体を刺激することで、良い脳を造り、出来るだけ維持させたいと思います。


アキレス腱

おでんのアキレスは、とても硬くて仕込みが大変な食材です。腱は、血管も少なく筋肉のようにトレーニングで意図的に太くすることが出来ませんから筋肉のように伸びません。

アキレス腱のストレッチ動作とは、下腿三頭筋のストレッチになります。筋肉が力強く収縮した時に神経反射によって硬く収縮し関節を縮めたりするのが腱の役目。足が地面に接地した瞬間に反対側の膝が支持側の膝に寄せる差し替え動作によって重心移動しています。

接地位置にも寄りますが、微妙に接地時間が長いのが怪我の原因だったりします。偶然にもスタッフの1名がスポーツ中にアキレス腱を断裂しました。非常に痛かったと思いますが術前術後のリハビリを通じて、身体の仕組み・働きを理解し健康生活に役立てることが出来ればと思います。

下腿三頭筋は、膝から足首までの下腿部分の後面にあるふくらはぎに位置する筋肉です。 下方では両者合してアキレス腱となり踵骨につく膝上から踵までの間に伸びている腓腹筋とすね部分とかかとをつなぐヒラメ筋から成ります。

足首の屈伸を行う際にも立位姿勢を保つときにも使われていますが、足の強力な屈筋で足を床に押しつけ爪立ちしたり、また歩行、走行、跳躍に際して踏みきることに役立っています。



小学校、中学校、高校、大学とずっと長年スポーツをしている方が、身体が成長するにつれ怪我や故障が多くなるのでしょう?。

少年期は少年なりに頑張って筋肉を使いスポーツをやっているはずですし、長年スポーツを継続して来ていますので、それなりの筋肉はできているはずですのに、大人になるに従って怪我や故障がはるかに多くなっています。

原因の1つに準備体操時にしっかりストレッチから始める習慣が残っているからじゃないでしょうか?

みなさんがされているストレッチは、静的ストレッチが多いかと思います。静的ストレッチの目的は、外から押して無理やり動かした場合のROM(関節可動域)の改善です。これを、他動的可動域(PROM :Passive Range of Motion)と呼んでいます。つまり、静的ストレッチは他動的可動域の改善を目的としています。

以前は、科学的に検証されたものが少なかったため、みんな健康になれる、スポーツのパフォーマンスが上がると思い込んで、真面目に静的ストレッチをされていたかと思います。ですが、ここ最近多くの科学者や有名のトレーナーさん、医療従事者さんが、静的ストレッチはパフォーマンスに悪影響を及ぼしていると言われ始めています。

その理由は、筋肉はバネのようなもの。伸ばされれば縮むものですから、ストレッチして伸ばしても動いて筋肉を収縮させたら元に戻るはずです。手のストレッチを元にした研究では、静的ストレッチの効果は、15分経てば、ほぼ無くなることを明らかにした論文も、いくつかありました。つまり、みなさんが、期待しているストレッチの効果は、持続していないことになります。



また、筋肉は伸ばしても縮みますが、筋肉と骨を繋いでいる腱は縮みません。では、ストレッチが、身体に良いのか?というと、もし腱が伸びて柔らかくなるとすると、筋力が伝わらなくなるんじゃないでしょうか?。

例えば、何か物を引っ張りたい時に、ゴムを繋いだ場合とケーブルを繋いだ場合、どちらが力強く引っ張れるでしょう?。ゴムを繋ぐと伸びて力がロスしてしまいますね。腱は、血管が通っておらず血液も通っていませんので、金属のように硬く伸び縮みするることはありませんが、ストレッチしても伸ばそうとすると、ゴムを伸ばした時に起こる力のロスが、起きるのではないでしょうか。同時に、筋力が下がると怪我のリスクが高まることも言われていますので、ストレッチは、怪我の原因になっているのでは?と疑われています。



怪我は、カラダの骨や靭帯、筋肉などの組織が耐えられる以上の力が掛かった時に起きます。他動的可動域(PROM :Passive Range of Motion)は、例えば、30°しか動かせなかった関節を35°まで動かせるようにすることが目的です。つまり、他動的可動域(PROM :Passive Range of Motion)を改善することで防げる怪我というのは、30°では過剰な掛かっていたけど、35°では掛からないような場合です。

では、捻挫をイメージしてみましょう。30°だったPROMが35°になったところで、足首にかかるのは同じ体重です。35°の方が、モーメントアームが長くなって若干、負担が大きくなります。根本的に、他動的可動域(PROM :Passive Range of Motion)は、怪我予防に関係ないと思いませんか?。

健康づくりに、怪我の予防に、静的ストレッチが効果的でない可能性が色々と考えられるということは理解いただけたと思うのですが、どうすれば、健康づくりや、怪我を防げるのか?考えてみますと、筋肉をきちんと動かせるようにする。カラダをきちんとコントロール出来るようにすることじゃないでしょうか。

怪我の多くは、怪我の起きるシュチュエーションを回避できなかったことで起きています。例えば、30°まで行くと可動域を超えて捻挫するならば、30°未満の間に筋肉が動いて引き戻せば怪我を回避できます。怪我するまでに筋肉が働く、引き戻すだけの筋力が、あれば怪我をしません。ですので、筋肉の弾力性を高めておく努力が必要です。





硬く感じるアキレス腱の予防改善のためのやまおく体操プログラム
前傾スクワット体操

前傾スクワット体操は、下半身の筋肉を中心に背筋や腹筋など全身の筋肉を効率よく鍛えることが、出来ます。



筋力アップ以外にも、基礎代謝の向上、成長ホルモンや、若返りホルモンの分泌、シェイプアップ効果など、健やかで美しい身体へ導く魅力がいっぱいです。骨盤前傾姿勢で行うと、通常のスクワット動作より、隣接する関節や組織が、その傾斜角に合うように働きます。




ひざパタンパタン体操
股関節 パタンパタン体操は、股関節周辺部や、お尻の横の筋肉を鍛えるためのトレーニングです。



股関節 パタンパタン体操は、太ももの内側、脚の付け根の股間に非常に近い内側部分周辺の筋肉である内転筋を刺激し、太ももの外側、お尻の横の筋肉である中殿筋、小殿筋等の外転筋群を刺激することができます。

垂れたお尻やゆるんだ太ももは、下半身の筋肉の衰えが原因。下半身を引き締めスタイルを良くするためには非常に有効的です。




座って斜め上体振り子体操
腹筋には、腹直筋と腹斜筋から、構成されています。腹斜筋は、腹直筋に比べ、刺激の与えにくい部位ですが、座って斜め上体振り子体操は、腹斜筋を刺激出来るトレーニングです。



脊柱起立筋や腰方形筋等も刺激できますので、正しい姿勢作りや、腰痛、背部痛予防につながります。背中のアーチをかっちり固定して、動作することが、大切です。体幹は、どの筋力トレーニングにも重要な項目ですので、鍛えておきましょう。




更に効果的なのは、前傾スクワット体操→ひざパタンパタン体操→座って斜め上体振り子体操を、繰り返し行うことを、お勧めします。このプログラムを3~5周行ってみましょう。




同じようは動作なのに、運動後に、どうして身体が、柔らかくなるのでしょう?
オススメ動画をご覧ください!


コンサルティング

11年前の今日、フィンランドにて学んで来た本格的ノルディックウォークをご紹介させて頂いた際の健康イベントです。
300名も集まり、後で高松市や警察署からご指摘を頂いてしまいました 汗。コロナ蔓延後は、少数クラスを何本も開催するスタイルに変わりましたが、当初から香川県初の温泉ソムリエの資格を活かして旅行会社とタイアップしたバスハイクツアーも色々企画して来ました。



健康は、足から。ヘルシンキのように何処でも気軽に健康スポーツが楽しめる街作りを創造し、老後は楽しめるようにしたいです。次回は、渋谷公園にて開催予定。また以前の様な毎日が遠足の様な活動に戻りつつあるじゃん 笑。




今週末の作り置き惣菜…
チキンプルコギ
ピーマン煮浸し
豚バラと小松菜カリカリ炒め
ニンジンナムル
きのこねぎ塩炒め



スポーツの家庭教師終えてからの調理。1時間くらいでやってしまわないと、チビッコ達の寝る時間に影響を与えてしまいます 苦笑。今日もチビッコ達が盛々食べてくれました。食器や鍋は洗剤使わなくても綺麗になるくらいの物を作ってるので、胃相腸相が汚すことも無いかな 笑。少しずつ腕上げて、お節料理にも反映させていくつもり。




ジムのマシンは、筋肉を部分的にトレーニングするコンセプトで作られています。
比較的簡単に使えるものの、人間の能力は、狙ったとおりにしか向上しませんので、健康体になるために全身の機能性をトレーニングするのには、極めて不向きなものでした。この手の器具は、一般人には、特に不向きな誂えとあって、指導法に工夫が必要ですが、それを知らずに導入してしまわれたのだそうです。しかも販売元は、既に廃業されてらっしゃいました。旧初動負荷マシンのコピー品でしたが、何をどうしたいのか?分からない方々が扱うと代物とはなり得ません。



当時の営業の方は、結果的に売れりゃ良いんですよと人の身体の事を全く考えておられませんでしたから、そこに愛は無かったかも知れませんね。同じ様な器具でも僕の指導後の感想の方が、お客さんの反応が全く異なりましたから、この施設をお客さん達を今後どのようにしてあげたいのか?お伺いしてからコンサルティングをお引き受けしようと思います。

コロナ渦明けて、やまおくジムFCの応募も多数寄せられていますが、既に何らかの事業を行っておられて、2番目の事業として始める例が多い傾向にあります。モデル例では、契約や運営にかかわるコスト、出店費用を合わせて2000万円〜の初期投資(24時間ジムなどの既存のFCジムの中でも格安)が必要となりますので、融資を受けるなり、それだけの金額投資が可能な事業者さんが主となっていってますね。


やまおく体操で若返る⁈

提携医療機関に通う2型糖尿病患者に「やまおく体操」を続けて頂き、血糖値の変動を2週間24時間モニタリングしたところ、実践した日としない日とでは変動幅に明らかな差がありました。昼食後に170まで上がっていたのが100前後に、夕食後に220以上まで上がっていたのが150程度に抑えられたそうです。

持続自己血糖測定器を装着して血糖値の日内変動をチェックしたところ、普段は朝、昼、晩と食後に血糖値が上がっているのに対し、午前中にやまおく体操をした日は、明らかに変動が抑えられていました。



医療機関でのモニタリングで、特に多くの方に改善傾向が見られたのが動脈硬化指数でした。血管の老化現象とも言える動脈硬化は、動脈にドロドロの血液が流れて血管の内壁が傷つき、弾力が失われた状態を指します。さらに悪化すると、血管が詰まったり破れたりする原因となる、プラークが発生するわけです。



血管は加齢によって誰もがある程度は硬くなりますが、肥満や高血圧に加え、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の過剰摂取・喫煙・運動不足などが重なると動脈硬化の発症につながります。重症化すると命にかかわる心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすなどが心配されます。

メタボリックシンドロームの症状は、ドミノ倒しのように一気に病気が進行する恐れがあります。そのため、なるべく初期段階で進行する流れをせき止めたい。動脈硬化指数が改善傾向にあるのは、血管の機能、特に内皮機能と血流がよくなったのでは、と考えられます。


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