放射能泉
| 温泉
温泉の成分が呼吸から皮膚から体内に吸収されて、様々な適応症を予防改善する効果が期待されています。泉質早見表を活用しながら、アドバイス出来るようにしてみましょう。
放射能泉
ラドンやトロンを多く含み、ラジウム泉とも呼ばれています。無色透明な湯で、薬効の効率がもっとも高く、数が少なく貴重な温泉です。放射能というと怖いイメージがありますが、温泉中に含有されるラドンは、常温で気体、湧出後は、空気中に散飛するため全く心配ありません。
浴用・飲用でも体内に吸収されますが、呼気によってすぐ体外に排泄されます。 ラドンは、吸入が一番良く、 浴槽を仕切って、ラドンを吸入しやすくした浴場も見受けられます。高尿酸血症、痛風、尿路慢性炎症、糖尿病に効果があり、下垂体副腎系、卵巣、睾丸の機能を高める作用もあります。
浴用によって腎機能が改善され、鎮静的に作用するので、神経痛、リューマチ、神経麻痺、自律神経過敏状態等に利用されますが、湯あたりを起こしやすいので注意が必要です。
放射能泉は、空気に触れたり、時間が経つと効能成分が失われやすいので、温泉が浴槽の下から注がれている風呂が理想的です。