やまおく体操を使った養生法 〜疲れと取り除く〜
| 脳・神経
養生訓の養生思想の主なものは、気の考え方を重視し、自分の体は自分で養生し、病気に ならないように予防し、心身の健康を保つ責任は自分自身にあるということです。養生訓の内容は、身体の養生と心の養生を結合させて具体的に説いています。
養生のコツ
・怒りや心配事を減らして心を穏やかに保つ
・元気であることが生きる活力になるのでいつも元気でいる
・食事は食べ過ぎず、毎日、自分に合った適度な運動をするのがよい
・生活の中で自分の決まり事をつくり、よくないことは避ける
・病気になってから治療するのではなく、病気にならない努力をする
養生の術は、つとむべきことをよくつとめて、身をうごかし、気をめぐらすをよしとす。 つとむべきことをつとめずして、臥す事をこのみ、身をやすめ、おこたりて動かさざるは、はなはだ養生に害あり。 久しく安坐し、身をうごかさざれば、元気めぐらず、食気とどこほりて、病おこる
今年の夏は、過去126年で最も暑いと言われ、身体や心の消耗が激しかったと思われます。そこで、今回は、やまおく体操を使った養生法をご紹介していきたいと思います。