Neo-脳トレコース 認知機能を高める香り
| 脳・神経
忙しい日々が続くと、疲れやストレスでホルモンバランスが崩れやすくなります。眠れなくなったり、顔が浮腫んでいたり、だんだん以前との差は、歴然となることも…そこで認知機能を高める香りの活用法をご紹介したいと思います。
香りの良いところは、一瞬にして気分をリフレッシュ出来る事です。ハーブティは、口に含んだ瞬間にイライラが落ち着いたり、ぐっすり眠れるようになります。
トイレには、殺菌効果がある香りや、ぐっすり休みたい寝室には、体調や気分を落ち着ける香りなど、お部屋ごとに香りを使い分けると、運動・食事・睡眠にプラスして、カラダの中から健康になるのを実感出来ます。
香りのメカニズムは、鼻から脳への刺激として伝わり、脳の特定部位を活性化させる事で気分がリラックスしたりしています。
香り成分は、鼻の奥で嗅神経にキャッチされ、刺激として直接脳に届き、活性化を促します。鼻から脳までの距離が短く、数10秒~3分で反応が生じます。気分のリフレッシュ程度でしたら、即効性もあり、単回でも効果があります。
使い続ける事で、脳の働きを正常化したり、ホルモンバランスを整えたり、認知機能を高めたりする効果ぎ期待出来ます。
香りによっては、脳の反応する部位が異なります。例えば、香辛料の香りに対して、側頭葉の血流量が増し、柑橘類の香りに対して、前頭葉内側部の血流量が増し、記憶や認知機能が活性化すれとも考えられています。
鼻から入った香りの成分は、肺で吸収され、血液循環にのって全身を巡り、ゆっくり効果を発揮するものもあります。抗酸化成分や抗炎症成分など、成分が直接働きかけることを期待するものは、肺から吸収され、体内を巡り、ゆっくりと効果を発揮する経路で作用します。
前頭葉…朝夕の芳香浴は、体内時計を整え、長期記憶を担う前頭葉を活性化させ、認知機能の衰えを穏やかにしたり、老化を遅らせる効果が期待出来ます。短期記憶を担う海馬も刺激され、単純なもの忘れに効果があると考えられています。