鼻から呼吸法
| 脳・神経
脳から脊椎には、意識的な信号(随意信号)。脊椎から臓器や筋には、無意識的な信号(不随意信号)が伝わることが望ましいとされています。臓器は、無意識的な信号しか送れませんが、筋には、意識的な信号と無意識的な信号を送ることが出来ます。それを応用して無意識力や潜在意識力をより発揮しやすくしてみましょう。
私たちが無意識の間にしていて、意識的にも出来る簡単な機能があります。それは、呼吸です。呼吸は、意識と無意識を繋ぐ役目をしています。無意識で呼吸している時は、肺の中の空気は、500ccくらいしか入れ替わりませんが、意識して呼吸すると2500ccの空気を入れ替えることが出来ます。
リラックスしたい時は、意識して深呼吸をすることでリラックス出来ますが、深呼吸だと無意識に出来ません。ですので、鼻から吸って、鼻からゆっくり吐く方法を練習します。息を吐く時に自律神経系が副交換神経優位になりますので、ゆっくり吐くことが大切です。
リラックスすることが無意識で出来るようになると、無意識力や潜在意識力をさらに発揮出来るようになります。