認知機能を高める入浴法
| 脳・神経
カラダの深部体温は、朝と夜とで1℃違うと言われています。睡眠が深いほど、体温が低下します。
眠っている間は、カラダをほとんど動かさないため代謝が下がり、筋活動による熱産生も低下します。もし、徹夜で起きていても、昼間より体温が下がります。1日のうちで一番下がるのは、起床前です。くつ下をはいて寝ると、カラダの熱が足から逃げなくなり、体温が下がりにくくなり、睡眠の質を下げてしまいます。
お風呂を活用すると睡眠の質が高まるのは、お湯でカラダが温まると、ヒトの恒常性(ホメオスタシス)により、湯上りに体温を下げようと働き、体温が下がります。体温が下がると眠くなるのです。オススメは、~40℃のお湯に10~20分程度浸かることです。のぼせそうなら、途中休憩を挟みながらでもかまいません。
週に1度は、長めに湯船に浸かって、湯上りに後は、体温が下がらないよう、タオルケットやバスタオルでカラダをくるみ、保温しましょう。カラダの修復をするタンパク質が増え、不調が回復しやすくなります。
忙しい中でも時間を作って湯船に浸かりましょう。