アキレス
| 塾長の独り言
おでんのアキレス、食べたことありますか?とても硬くて仕込みが大変な食材です。
腱は、血管も少なく筋肉のようにトレーニングで意図的に太くすることが出来ません。つまり、筋肉のように伸び縮みしませんから、ほぐれることもありません。
筋肉が、力強く収縮した時に、神経反射によって硬く収縮し関節を縮めたりするのが、腱の役割です。
例えば、アキレス腱のストレッチ。実際は、腱のストレッチではなく、下腿三頭筋のストレッチとなりますので、やり過ぎると、アキレス腱に負担がかかります。
歩く際に、地面に接地した脚を瞬時に反対側の脚と差し替える動作によって、神経反射によって硬く収縮し関節を縮められていることが、確認出来ますね…また、おでんのアキレスをアテに呑みに行けるようになりたいなぁ。
男性と女性の血の流れは、異なりますが、女性は、静脈が血流を左右しています。男性は、脳梗塞・心筋梗塞・下の血圧が高くなる等の血液ドロドロが関係しますので、動脈に注目して血流を良くする必要があります。女性は、むくみ・下半身の冷えなどの静脈に注目して血流を良くする必要があります。体調が優れず、医療機関で心電図を取っても異常が見当たらない…、血液検査をしてもわからない…そんなご経験は、ありませんか?
動脈の血液量1に対して、静脈の血液量は、4倍あると言われていますが、静脈の健康を調べる方法は、ありません。最近では、性差医療と言う言葉もあり、同じ病であっても症状・治療・効果も男女差があることがあります。男性を基準とした病や治療法が確立されてきた背景もあるのですが、血流においても男女異なった方法で改善するのは、当然のことになりつつあります。
人の身体は、心臓から動脈を伝って身体の隅々まで血液を送り、筋肉の動きで静脈を伝って心臓に返っていきますが、筋肉量や活動量、また男女差によっては、戻りが悪くなり、血液が足に貯まりやすくなります。静脈を無視して血流を改善しようとしても、女性の場合は、無駄な努力になってしまいます。血を作る→血を増やす→に続いて、次は、静脈に注目しての、血流を良くするための過ごし方について一緒に考えていきましょう。