パラパラ漫画
| 塾長の独り言
子供の頃、パラパラマンガを作ってました。1枚1枚、ちょっとずつ違う絵にします。それを重ねてパラパラすると、アニメのコマ撮りと同様にマンガが動いて見えます。
当時、小学校にあがる前の幼児期に、既に素潜りが得意で、海藻に引っかからないようにまっすぐ潜り、岩下についていたサザエやアワビを取ってました。その素潜りの様子をパラパラマンガで描いて、ばぁちゃんにバレてこってり叱られたのを思い出しました 苦笑…
最近は、スマホで画像だけパラパラすれば良いので、便利な世の中になったけれど、大好きなサザエの苦い部分を表現する事は出来ないよね 笑。
レース前日やレース直前に温泉に入ったために筋が弛緩し続ける…ってよく耳にしますが、どうなのでしょう?というご質問。
恐らく、いつものレースペースと主観的運動強度(感覚的に感じる運動強度・しんどさ)の違いが生じ、そのままレースに望んでしまったのだと考えられます。
熱で覚醒するタンパク質でもあるヒートショックプロテイン(HSP)が増え、自然治癒力を高めたり、ストレスから身を守ったり、傷ついた細胞をも修復してくれる効果が期待出来ます。
例えば、多くのデータでは、入浴時は、40~42℃くらいの熱めに設定したお風呂に20分ほど入り、体温を38℃以上にすることが勧められています。
さらに入浴後も、30分間は、37℃前後に体温をキープすることでヒートテックプロテインを覚醒させることが出来ます。
加熱後2日でヒートショックプロテインは、ピークになり、7日目で効力を失います。
つまり、スポーツ選手は大事な試合の2日前に身体を加熱しヒートテックプロテインを刺激してあげれば、試合当日は乳酸の生成を抑え、疲れにくく、運動時間が伸びるという効果が期待できます。
もし前日に入ったのが、同じような環境(入浴時は、40~42℃くらいの熱めに設定したお風呂に20分ほど入り、体温を38℃以上にする)でしたら、ヒートショックプロテインによって、身体がダルくなったかも知れませんね。
その感覚を元にレースすると、レースペースが乱れる可能性があります。
レースペースをもとに戻すために、ウォームアップは、感覚的に少し苦しめのスピードで泳いで、実際のタイムとどのくらいギャップがあるか?確認するようなウォームアップを少し多めに行って、クーリングダウンをいつもより多めに行ってみるのも良いでしょうね。
夏のレースのタイムにムラがあるのは、このような現象の性でもあると思われます。
日頃から、レース前4~6週間前に、温泉浴で疲れを除供したりするトレーニングを行い、レースペースをつかむようなウォームアップと併用することで、年間コンスタントにレースが展開できるようになると思われます。
温泉の効能ばかりでなく、体内での科学反応にも気を遣ってみると、アンチエイジングにも繋がるんじゃ無いでしょうか?