普通のって?
| 塾長の独り言
30年、この仕事に従事して、普通の筋トレと何が違うん?という質問が、一番多かったですね。
みなさんが、イメージする筋トレでは、安静時の約3倍の代謝を必要とすると言われています。しかし、同じことをするのに、出力が、下げられると何だか嬉しくなりませんか?。ハァハァと息が上がらないし、腕や脚がパンパンにならないし、筋肉痛も残らない。
みなさんのイメージされている普通の筋トレは、全ての動作にある制限があるため、血流を阻害してしまいます。それに応じて、必要な酸素が行き渡らないので、ハァハァと息が上がるし、バクバクと心臓の働きが高まりますし、血管がパンパンに張れあがり、疲労物質や老廃物が滞り疲れやすくなり、体温が下がった翌日には、筋肉痛をも伴います。
臓器や筋肉は、自律神経によって支配されていますから、交感神経と副交感神経が必要に応じて切り替わり、体内のバランスが保たれるようになっています。筋肉は、バネのようなものです。本来の機能を果たせなくなると、健康のための運動とは、言えないと思うのです。
神経と筋の繋がりを良くする様式での筋トレでは、交感神経を刺激せずに、副交感神経を刺激出来るため、同じ動作であっても有酸素性運動をしているかのような筋トレになります。
6種類ある専用マシンを1~6番までを順番に、15回ずつ数周程度行うと、交感神経と副交感神経が必要に応じて切り替わり、体内のバランスが保たれるようなりますから、息もあがることなく、汗がじんわり滲み出てきます。ミドルエイジには、是非お勧めのエクササイズ法なのです。
自律神経コントロールコース
春は、身体がだるい、イライラする、やる気が出ないなど心身の不調を感じる方が多いようです。これらの不調は、朝晩の寒暖差や環境の変化によるストレスから生じる、自律神経の乱れが原因かもしれません。そこで当社でお勧めしている自律神経コントロールコースの内容に少し触れてみたいと思います。
http://www.yamaokukyoshitsu.com/blog/exercise/entry-489.html
自律神経は、血管をはじめ、あらゆる内臓器官を自分の意思とは無関係に調整してくれる神経です。呼吸器官や消化器官、体温調節機能といった、私たちの身体の生命維持機能をコントロールする役割を担っています。
自律神経は交感神経と副交感神経に分けられますが、基本的には人が起きて活動している時間帯は交感神経が、そしてリラックス時や夜に寝ている時間帯に副交感神経が優位になるといわれています。交感神経が優位な場合、血管が収縮して血圧が上昇し、心身が活動的な状態になります。そして、副交感神経が優位な場合は、血管が緩んで血圧が低下し、心身もリラックスした穏やかな状態になるのです。この交感神経と副交感神経が必要に応じて切り替わり、体内のバランスが保たれています。
自律神経が整っていればこの切り替えがスムーズにいきますが、普段からストレスがあったり、強めの負荷での運動をするのを好むようになっていると、うまく切り替えがいかなくなり、心身にさまざまな不調が現れます。つまり、自律神経を整えるということは、心身の健康を保つために、交感神経と副交感神経の切り替わりをスムーズにできる状態にすることだといえます。
運動を通じて、良くなったか?どうか?体感することが出来ます。リセットバイク運動をする前に、首の動きをチェックしてみましょう。その動きに応じて、動画のように運動処方させて頂きます。
運動を通じて、良くなったか?どうか?体感することが出来ます。リセットバイク運動をする前に、首の動きをチェックしてみましょう。その動きに応じて、動画のように運動処方させて頂きます。
運動後は、スッキリして、ビックリされる方が、多いです。交感神経を刺激せず、副交感神経の働きを良くする運動器具で運動すると、このように改善され、交感神経と副交感神経の切り替わりをスムーズに出来るようになります。
自律神経コントロールコースのお申し込みは、こちらです。現在、高松・岡山・岡山・千葉・東京でも受講出来ます。