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カーボロード(carbohydrateloading)

長時間運動での主なエネルギー源は、炭水化物になります。レース中に出来るだけ多くのグリコーゲンを利用するには、レース前までに、この炭水化物をいかに多く蓄えて置くかがカギになります。

普通の食事パターンからでは、適量しか蓄えられないのですが、ある程度、炭水化物の摂取を制限した期間を設けておいて、それから大量に摂取することで、通常の量よりも多めに蓄えることが出来ます。このような方法をカーボローディング(carbohydrateloading)と呼んでいます。直訳すると「炭水化物をたくさん積み込む・・・」まさにその通りですね。

例えば、レース1週間前は、通常の食事を取りながらトレーニング量を減らします。これだけでも体内にグリコーゲンを蓄積することが出来ます。またレース3日前には、食事を炭水化物中心にするという方法を取ります。最近の方法では、この方法が多いようです。



僕には、独自のパターンがあります。レース前3日前から全く炭水化物を取らない生活をします。2日前の夜から炭水化物中心の生活をします。

           炭水化物
レース3日前 
       1食目  無し
       2食目  無し
       3食目  無し
レース2日前 
       4食目  無し
       5食目  無し
       6食目  有り
レース1日前 
       7食目  有り
       8食目  有り
       9食目  有り
レース当日 
      10食目  有り

マラソンで有名な宗兄弟は、前日に好きなスイーツを30個も食べていたようです。

体重が増えて大丈夫かな?と心配な方もおられることでしょうが、グリコーゲンは、水との親和性が大変強く、体内で水といっしょにくっついて筋細胞に吸収されていると言われています。ですので、カーボローディングで増えた体重のほとんどは水だと考えられます。


誰もが経験ある…セロハン貼付け検査

小学生等を対象に長年行われてきた寄生虫卵検査(ぎょう虫検査)が無くなるそうです。

ぎょう虫感染すると、就寝中に肛門付近に出て卵を産み、かゆみを引き起こし、集中力が低下したり、ひっかき傷から炎症を起こしたりすることから、学校での健康診断の必須項目として、戦前から行われてきました。

文部科学省によると、衛生環境が良くなり、検出率が下がってきたことが理由だそうです。



本来、アレルギ―に対して働く免疫グロブリン(IgE)は、ヒトの体内に、蟯虫や回虫などの寄生虫が寄生したとき、それらに対抗しようと体内の寄生虫に対して、大量の IgE が作り出され、寄生虫を排除しようとしていました。

衛生環境が良くなり、検出率が下がったということは、攻撃していた寄生虫自体が減少してしまったということですから、常に免疫システムは余力を残した状態。しだいに花粉抗体を攻撃するようになり、花粉症の方が増えたのでしょうね。

花粉症の増加には、寄生虫が関係していると言う話。ある研究者は、花粉症と寄生虫との関連を挙げて、なぜ花粉症がここまで蔓延したのかを説明しています。

今朝も菌トレやってます。


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