マラソンランナー・トライアスリートのためのスペシャルドリンク
| 健康
水分は、体重の60%程度を占めます。栄養素・老廃物の運搬、消化液・ホルモンの分泌、浸透圧の調節、体温の保持調節などさまざまな働きがあります。
エネルギーの補充もかねて糖質などを加えて摂取するときは、濃度を2~6%程度が良いとされています。それは、濃度が高いと水分吸収が阻害されてしまうからです。
昔は、オレンジジュース・紅茶・コーヒー・炭酸抜きのコーラ等、普段飲み慣れている飲料を更にアレンジしたものが多かったようですが、スポーツドリンクの研究・開発が進み、多くの選手がスポーツドリンクを使用しています。中には、いくつかの市販のスポーツドリンクを混ぜ合わせてオリジナルドリンクを作成している選手もいます。
レース序盤は、脱水を予防するために身体への吸収の良いもの、糖をあまり含まず電解質がバランスよく入ったドリンクを飲むようにし、レース後半になればなるほど、エネルギーを生産しやすいように糖質の濃度が高くなるようにドリンクを調整すると良いでしょう。
5℃~15℃程度が吸収に良い最適温度と言われています。冷た過ぎるとカラダに負担がかかる?との考えがありましたが、間違えですね。