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インナーマッスルを鍛える?!

インナーマッスル…生理学的には、遅筋(赤筋)は、トレーニングしても筋肉量は、ほぼ増えません。逆に、速筋(白筋)には、増える性質があります。

つまり、代謝を上げるために筋肉を増やすには、速筋(白筋)中心のトレーニングにすべきです。

しかし、速筋は、ゆっくり動かしたり、出力が増えると、細胞内のミトコンドリアが増えて、遅筋(赤筋)になるとの報告もあり、短距離選手が、長距離選手の練習をしないのと同じで、トレーニング方法を考慮しないといけません。



〇〇式メソッドでインナーマッスルを鍛えよう!に沿ってトレーニングされていた方が曰くには、「インナーマッスルは、内側にある遅筋(赤筋)。インナーマッスルは、ダイエットに不向きじゃない…」と。その通りで御座います 笑。

速筋(白筋)を中心に刺激するトレーニングスタイルにしなければ、代謝も上がらず、ダイエット効果も期待出来ないのですね。しかも、負債が残り、それを除去するのに時間がかかったり、ドカ食いをして、解消しようとしたりするホメオスタシスが働いたりするものです。

ヒトは、細胞の数も限られていますし、増やすにもゆっくり増えるため、過激に行うとどうしても負債が残るものです。

カラダをしなやかにキレのある動きを出すのに、インナーマッスル=遅筋(赤筋)は、大切ですが、ダイエットやボディメイクとは、切り離して考えた方が良いように思います。

最近、お客さんの方がよく勉強されているので、教えると言うより、ディスカッションしながらトレーニング出来るので、とても楽しいです。


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