30分の早歩き 歩き方・フォームの違い
30分の早歩き…歩く速度が早くなるに従って、左右の脚が同時に着地している時間が短くなります。
片脚が着地するや否や、他方の脚が蹴り出し(地面から離して)をして空中に上がります。そのため、素早くカラダを着地したばかりの脚の位置まで移動しないと、後方でバランスを崩してしまいます。前方に移動するパワーが大きくなり、前かがみになりやすいので、同じ距離・スピードであっても、出力を下げられます。
また、例えば右脚で蹴り出し(地面から離して)をして、右脚を前に運ぶとき、同時にやや大き目に反対側の左腕を前に振り出さないと(右からを前にに入れながら)、バランスが取りにくくなります。
つまり、早歩きでは、普通に歩くときに比べて腕の役割も大切になります。
効率良く筋肉を使いたいのでしたら、腕は、肘は、やや90 度に曲げて、手は軽く開いて、手首を下げると良いでしょう。腕を後方に振るときもヒジが伸びないように、90 度程度を維持し、肩で振るのではなく、背中の筋肉で腕の根元から、また腕の重さを利用して振るようにします。
肩甲骨を外に開くように肘を斜め後ろに振ります。すると、重心をかわしているようで、見た目も早歩きのスピード感が表れて、恰好良くなりますね。
呼吸は、吐くよ言うより息を吹くようにすると新たに肺にたくさんの空気も入ってきます。