フォルトゥナの瞳
| 映画
『フォルトゥナの瞳』百田尚樹著 新潮社
仕事に打込んできた青年が、1人の女性と出会い、愛することで生きる喜びを見出しつつ、人の死の運命が透けて見える能力フォルトゥナの瞳を手に入れてしまったことによって、死の運命にあることが分かってしまった女性の死を回避しようとする恋愛小説。
フォルトゥナの瞳を得た慎一郎は、本当に幸せを感じていたんだろか?
特殊能力を得たことで、本来、抱えなくても良かった罪悪感を抱え、能力を使うあまりに得た代償として、最後に命まで落としてしまいます。
世の中の大半方々は、特殊な能力を手に入れると、ズルイ方へと活用しがちですが、主人公の純な気持ちに、とても好感が持てました。
また、特殊能力のおかげで、最愛の女性と巡り会え、幸せな時間を過ごしますが、短い人生、それでも幸せだったのか?疑問に思います。
僕の人生、運命、幸せについて、照らし合わせて鑑賞させて頂きましたよ 笑。