蜘蛛の巣を払う女
| 映画
世界的ベストセラーミステリー小説を映画化した2011年に劇場公開の前作『ドラゴン・タトゥーの女』から始まる「ミレニアム」シリーズの第4弾。原作は、ダビド・ラーゲルクランツが執筆。蜘蛛の巣を払う女では、ドラゴン・タトゥーの女のリスベットが、いかにしてドラゴン・タトゥーの女になったのか?、彼女の知られざる壮絶な過去が描かれています。
彼女は、特殊な映像記憶能力を持つ天才ハッカー。パンク風の特異な風貌、背中にドラゴンのタトゥーを入れた強烈な個性の持ち主です。天涯孤独で、壮絶な過去を持ち、キーパーソンによって明らかにされていきます。
自らの裁きによって悪を正そうとする彼女に対し、なぜあの時、私だけを助けてくれなかったの?と、壮絶な被害に遭っていた妹は、意味深な言葉を投げかけます。姉妹の関係が、紐解かれながら、ジャーナリストとタッグを組み、新たなる犯罪組織の陰謀に迫っていきます。
蜘蛛は、どうして蜘蛛の巣に引っかからないの?の意味深なメッセージが、忘れられません。