若おかみは小学生
| 映画
小学校6年生の元気な女の子おっこが、主人公。彼女はある事件から、やむなく祖母の営む旅館 春の屋に住むことになり、旅館で若女将になるべく修行を始めます。
旅館に住む幽霊のウリ坊や、同級生のライバル、謎の鬼など、多彩な登場人物と出会い、成長していきます。
3人のお客は、それぞれ、おっこの過去・未来・現在を表しています。
最初のお客、神田あかねは、ありえたかもしれない、おっこの姿。次のお客「グローリー水領」は、未来のおっこです。最後のお客の木瀬翔太は、過去のおっこです。
このところ、甘やかされて育った大人も多いので、小学生にあれ程の精神的成長と、若おかみとして旅館を継ぐという役割を、責任を持たせるのを通じて、学びを得て欲しいと思った作品でした。