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ストレッチングの意味⁈ Ⅱ

筋肉は収縮するものなので、ストレッチして伸ばしても、動いて筋肉を収縮させたらと元に戻るんじゃないのかな?。

ある手のストレッチを元にした研究では、静的ストレッチの効果は、
15分経てば、ほぼ無くなることを明らかにした論文も、いくつかありました。

つまり、みなさんが、期待しているストレッチの効果は、持続していないことになります。


また、筋肉は、伸ばしても縮みますが、筋肉と骨を繋いでいる腱は、縮みません。

では、ストレッチが、カラダに良いのか?というと、
もし、腱が伸びて柔らかくなるとすると、筋力が伝わらなくなるんじゃないでしょうか?。

例えば、何か物を引っ張りたい時に、ゴムを繋いだ場合とケーブルを繋いだ場合、どちらが力強く引っ張れるでしょう?。
ゴムを繋ぐと、伸びて力がロスしてしまいますね。

腱は、血管が通っておらず、血液も通っていませんので、
金属のように硬く伸び縮みするることは、ありませんが、
ストレッチしても伸ばそうとすると、ゴムを伸ばした時に起こる力のロスが、起きるのでは、ないでしょうか。

同時に、筋力が下がると怪我のリスクが高まることも言われていますので、
ストレッチは、怪我の原因になっているのでは?と疑われています。


ストレッチングの意味⁈ Ⅰ

健康のためにストレッチをする方が、多いかと思いますが、その目的は、何でしょう?

みなさんが、されているストレッチは、静的ストレッチが、多いかと思います。
静的ストレッチの目的は、外から押して無理やり動かした場合のROM(関節可動域)の改善です。
これを、他動的可動域(PROM :Passive Range of Motion)と呼んでいます。
つまり、静的ストレッチは他動的可動域の改善を目的としています。


以前は、科学的に検証されたものが、なかったため、
みんな健康になれる、スポーツのパフォーマンスが、上がると思って、
真面目に静的ストレッチをされていたかと思います。

ですが、ここ最近、
多くの科学者や、有名のトレーナーさん、医療従事者さんが、
静的ストレッチは、パフォーマンスに悪影響を及ぼしていると言われ始めています。


-5歳の美姿勢コース


スマホが普及して首・背中・骨盤を歪め、猫背傾向の方が増えてます。そこで、-5歳の美姿勢!コースを試してみましょう。

スマホが普及して、うつむき姿勢の時間が増えていませんか?パソコンを長時間使うようになった頃よりも、首・背中・骨盤は、さらに危険にさらされています。

うつむき姿勢で進行する首・背中・骨盤の歪みは、猫背・肩や首のコリ・顔のたるみ・腰や背中のたるみを招き、実年齢より老けて見えることになります。早期メンテナンスを通じて、カラダも見た目も-5歳若返りましょう。

背骨は、頚椎・胸椎・腰椎の3つのカーブのバランスてま成り立っています。猫背姿勢で長時間座ると、頭が前に出て、カラダの軸がズレ、頚椎の正常なカーブを崩してしまいます。頭は、首から10cm前に出ると、首にかかる張力は、約4倍。首に過剰な負担をかけ、筋肉の張りや痛みも招きます。

パソコン中の頭が前にでる座り猫背は、ストレートネックの原因にもなりますが、スマホは、うつむくため、首の正しい前弯カーブが引き伸ばされ、パソコンよりもストレートネックを悪化してしまいます。

頭が真っ直ぐ背骨に乗っていれば、約5キロの頭の重さだけになりますが、首が30°傾くと18キロ、60°傾くと27キロの首の負担になると言われています。

猫背チェック
見た目では、歪みは、無くても、毎日のパソコン・スマホ作業で、ひたひたと歪みは、忍び寄ってきます。歪んでいると、老けて見える側面もありましので、今日は、簡単なチェック法をご紹介したいと思います。

仰向け脱力チェック:本来、首から肩は、脱力した時に両肩がペタリと床に着きます。もし浮いているなら、猫背や巻き肩で顔がたるみやすくなっているかと思います。また、首を浮かしたり、巻き肩にしたり、動きに柔軟性が無いと、ずっと硬くなったままになっていると思います。


腰の曲げ反らしチェック:胸椎・腰椎の可動性をチェックしましょう。背中を反らせた(アーチ)時に、横向きの握りこぶしが1つも入らない場合は、体幹の動きが悪くなっています。


振り向きチェック:カラダを捻る動作は、腰の動きでは無く、骨盤捻り動作と胸椎の動きによるもの。スムーズに回旋出来るのが理想です。左右差があったり、捻れない場合、骨盤の動きや胸椎の動きが悪くなっており、背中にお肉がたまりやすくなっています。


上体振り子チェック:両手で肩を抱き、へその位置が左右に揺れないように、カラダを左右に倒します。胸椎と腰椎の連動性を確認する事が出来、左右差があったり、動きが悪いと、脇腹や腰上にお肉がたまりやすくなります。


この4つの歪みチェックは、スマホが普及して、うつむき姿勢の時間が増え、パソコンを長時間使うようになった頃よりも、首・背中・骨盤が、さらに危険にさらされている事をチェック出来るばかりか、4つの歪みチェックを10回ずつ繰り返す事でリセットする事も出来ます。

見た目だけの左右差や歪みだけでなく、可動性や連動性の不具合による歪みをチェックしつつ、リセット出来るチェック法です。あれ?気になるなぁ…と思ったら、チェック&リセットをしてみましょう。

また、4つの歪みチェックで、苦手と感じる対策用のマシンエクササイズ・体操もありますので、後ほどご紹介したいと思います。

猫背歪みリスク
猫背で縮こまった筋肉の動きを回復し、背骨の連動性を高めるのがポイント。4つの歪みチェックで苦手と感じたことを3つの歪みリスク別に解消していきましょう。

猫背歪みリスク上:猫背姿勢でバキバキに硬くなった首・背中・腰の働きが発揮出来ない状態。猫背歪みリスク上の方は、スクランブルな動きでカラダを大きくまんべんなく動かす事で、効率良くリセット出来ます。

1日1種目、腕や腰を使ってスクランブルな動きをする事で、姿勢を支える深層筋と外側の筋をまんべんリセット出来、背中本来の動きが回復。猫背や肩コリが解消し、首まわりの凝りも取れます。

猫背歪みリスク中:意識しないと胸椎の動きがカチカチに硬くなりがち。日常あまり行わない背骨を側屈させる動きは、背骨の1つ1つを連動させ、しなやかな背骨のS字カーブを整えます。

背骨のしなやかさは、体幹を支持したまま、左右交互に腕や脚を動かす事で背骨の連動性が高まり、頭から腰までの背骨が滑らかに動くようになります。体幹が引き締まり、浮腫みや冷えも解消します。

猫背歪みリスク小:さらに胸を開いてお腹を伸ばし良い姿勢を作りましょう。お腹を真っ直ぐに伸ばすと骨盤の歪みが解消します。呼吸と組み合わせる事で胸が開き、背骨を支える筋力がつきます。

座り猫背で歪んだ骨盤を正しい位置に戻すため、脊柱起立筋や腹横筋などの背骨を支える筋肉の筋力アップが必要です。


猫背歪みリスク上:
週に1回以上、定期的に運動する習慣がない方は、背中の筋肉全体ガチガチに凝り固まっているのがほとんどです。姿勢を意識しようとしても、凝り固まった筋肉がロックするため、正しい姿勢を取りにくいと思います。

そんな方にオススメなのが、座ったままでも出来る体幹に捻りを加えたクロール&バック体操をしてみましょう。

クロール体操
肘を曲げて、手のひらを外に向けて手首を垂らします。肘を交互にクロールのように回します。肘が高くなった方の反対の骨盤に体重をかけるようにします。肩に力が入らないように左右10回ずつ行いましょう。

バックストローク体操
肘を曲げて、手のひらを外に向けて手首を垂らします。肘を交互に背泳のように回します。肘が高くなった方の反対の骨盤に体重をかけるようにします。肩に力が入らないように左右10回ずつ行いましょう。

この二つの体操は、姿勢を保持する脊柱起立筋の動きを良くするだけでなく、マッサージでは、障れない深層筋の多裂筋の動きを鍛えられます。


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