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早歩きのススメ ⅩⅨ

Q &A(他にもあれば、お願いします)

どのくらいのペースで早歩きをすれば良いですか?…会話出来るペース
体重1kg当たり1分間に摂取する酸素の量を最大酸素摂取量と言います。

最大酸素摂取量が得られるのは、
1500m走などの5分程度で疲労困憊に至るような運動の時の強度になりますが、
この強度を100%強度とします。

その〜60%程度までの運動強度で、脂肪が効率的にエネルギーとして使われています。

早歩きの運動強度は、〜60%。まさに脂肪燃焼ゾーンに当てはまります。

歩くより動員される筋肉量も多いので、たくさんのエネルギー消費が見込めます。

ジョギングと違って長時間続けられることから、総エネルギー消費量も早歩きの方が、勝ることになります。



頻度は、どのくらい?…週3〜4回
3~6メッツ以上の中高強度運動を週250分以上行うと、効果的な運動量と言うことになります。

ちなみに、時速4km程度のウォーキングは、3メッツ、時速7km程度のウォーキングは、6メッツです。

肝臓などにたまった脂肪は遊離脂肪酸として放出され、運動のための直接的なエネルギー源となります。

1週間に250分以上、1日に換算して30分以上の運動を続けると、肝臓にたまった脂肪が減りやすくなります。

1週間に250分となると、週3回の方で、1回83分、週4回の方で1回62分になります。

1ヶ月も継続するとカラダは、長時間運動に順応し、体重も右肩下がりになります。

目指すは、週3回から、始めてみましょう。


小脳と大脳皮質の連携

小脳は、運動ニューロンの活動を調整していますが、小脳→運動ニューロン→筋肉というルートで、スキルが、発揮される訳では、ありません。隣接する小脳と大脳の大脳皮質は、互いに連絡しあって、情報をやり取りするループがあり、小脳と大脳皮質との連携プレーで運動が行われています。

例えば、記憶されている運動プログラムの実行命令を下すのは、大脳皮質のほぼ真ん中にある一次運動野です。一次運動野は、運動ニューロンと接続しており、筋肉の動きを、ダイレクトに司ります。



さらに、一次運動野の少し前方にある運動前野は、目から入力された視覚情報などを、取りまとめて小脳に伝えています。そしてドリブルをしようか?とか、楽器を、こんな風に演奏しようか?といった運動の実行を最終的に決断しているのは、額の奥にあり、意思決定や価値判断を下す前頭連合野です。

運動神経が、良いというのは、小脳に完成された多くのプログラムがあって、小脳と大脳皮質の連携が、スムーズで、状況に応じた素早い精密プログラムが実施出来る能力のことを指しています。

運動ニューロンの伝達スピードを引き上げることは、出来ません。小脳に多くの運動プログラムをインプットさせたうえで、小脳と大脳の連携によって多彩なプログラムを的確に運用してやると、運動神経が、良いという状態になります。

小脳は、大脳の下部にあって、スキルを内部モデルとしてストックしています。小脳は、大脳皮質の一次運動野、運動前野、前頭連合野とをリンクしています。大脳皮質は、脊髄の連動ニューロンを始めとする各種ニューロンに情報を送っています。


やまおく体操 30日エクササイズ 28. 脚 座って片脚伸ばし腰曲げ体操

お尻の筋肉は、立った状態で、片足をうしろに持ち上げる、外側に脚を上げる、つま先を外側に捻る、つま先を内側に捻るの4つの動きが、複合して歩行の動きや、姿勢維持の機能を果たしています。



座って片脚伸ばし腰曲げ体操は、垂れ尻の原因でもある大臀筋・中臀筋・小臀筋のそのものの筋力低下と、骨盤の後傾を予防解消し、くびれが出来る、姿勢が良く見える、タイトなパンツやスカートがに合うようになる効果が、期待出来ます。



能力と役割

上手な方が良いというのは、能力志向。自分の居場所を見つけようというのが、役割志向。

能力志向に陥ると、何事も上を目指そうとして、返って自分の居場所を失ってしまうことがあります。能力は、全員が持つことできないけど、役割は持てます。役立ち感を追求していけば、役割は自然と見つかります。



年々、自分の役立ち感が、満たされる仕事場にする努力・工夫をして欲しいな…明治時代に活躍した温泉宿が、昨夏、リニューアルされたと伺い、予約させて頂くつもり。


早歩きのススメ ⅩⅧ

ランナーとウォーカーの高血圧リスクを比較検証したデータに、
強度にかかわらずランナーの方がウォーカーより軒並み低かったとありました。



平均6年間のランニング経験を持つヒトの心疾患や脳卒中などの死亡リスクは、5割低下しています。
ランニングは、対象が限られますが、継続的な早歩きで生活習慣病のリスクを低くすることが出来ます。


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