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やまおく体操 30日エクササイズ 14. 腰 体重スクワット体操

体重スクワット体操は、全身を鍛えるトレーニングです。
日常動作より、数ランク上の筋力アップが、効率良く行えます。

筋肉量が、増えると、基礎代謝も上がるため、食べても太りにくくなり、
日常の消費カロリーが、増えるなど、ダイエットにもうれしい効果が期待できます。



下半身の筋肉の弾力性と安定性が、維持向上し、
ジョギングやウォーキング愛好家にも、お勧めのトレーニングです。

スポーツでの、怪我や故障の予防として、
スクワットを取り入れるアスリートも、少なくありません。



人体のカーナビゲーションシステム

小脳と大脳皮質には、目から入ってくる視覚や何かに触れた時の触覚といった外部情報に加えて、筋肉と関節からの内部情報が、常に入力されています。

筋肉内には、筋紡錘。筋肉の末端で骨につく腱には、腱紡錘というセンサーが、付いています。筋紡錘は、筋肉の長さ、腱紡錘は、腱の緊張を感知していて、脊髄を介して感覚ニューロンで、小脳と大脳皮質に伝えています。これを、深部感覚と呼んでいます。



深部感覚を元に、大脳皮質には、カーナビゲーションシステムのように、身体の地図が、描かれており、姿勢や運動の制御をナビゲートしています。小脳は、筋肉や腱から送られてくる内部データをモニタリングしつつ、運動時に協調して働く複数の筋肉を自在に操っています。

例えば、肘を曲げる時には、上腕の前側にある上腕二頭筋が、収縮すると同時に肘を伸ばす働きをする上腕三頭筋が、弛緩しています。二頭筋と三頭筋が、同時に収縮すると肘を曲げたり出来ませんから、無意識であっても、深部感覚を頼りに小脳と大脳皮質が収縮と弛緩の指令を上手く切り替えられています。


やまおく体操 30日エクササイズ 9. 首 肘立てこうもり体操

肘立てこうもり体操は、体幹を捻るトレーニングです。
身体を捻るように見えますが、骨盤の切り返し動作をさせていますので、
筋肉だけでなく、腸などの内臓にも、良い刺激を与え、便通にも好影響を与えます。



また、肋骨などから骨盤につくお腹の筋肉の短縮は、
そのまま姿勢のゆがみや、ぽっこりお腹の原因にもなりますので、
身体の動きチェックにも、ご活用下さい。



予測姿勢調整能

運動神経の良し悪しが、必要なのは、スポーツや楽器演奏といった高度なスキルが求められる場面ばかりではありません。グラつかづに立ったり、初めの一歩を歩みだして、まっすぐ歩くといった何気ない動きの背後にも、小脳と大脳皮質との連携プレーが、活躍しています。

姿勢維持で、大切な機能の1つに、予測的姿勢調節があります。例えば、机に置いたペットボトルを右手で取って、立ったまま飲む動作について考えてみて下さい。片腕の重さは、約4〜5kg。右腕を前に差し出すだけでも重心の位置は、前になるはずです。



ペットボトルを持つと、更に重心が前に振られます。それでも倒れないのは、腕を伸ばす前に、重心が前へ移動しても平気なように体幹や下半身の筋肉を適度に制御・抑制するからです。これが予測姿勢調節であり、その一連の命令も小脳が深く関わっています。

スポーツでは、ペットボトルを手で取るよりも、遥かに複雑な動作を組み合わせていますので、予測姿勢調節は、一層重要になります。フィードフォワード(予測制御)では、ボールを投げたり、打ったり、蹴ったりする動作の中では、手足が、力を発揮する直前に、体幹が、ガチッと安定します。

これが、フィードフォワード(予測制御)の典型的な例です。体幹が安定してから、手足等への末端へ、鞭をしならせるように、力(パワー:筋力×スピード)を伝えています。


やまおく体操 30日エクササイズ 4. 肩 肩入れ体操

肩入れ体操は、股関節と肩甲骨の稼働域を広げ、身体の柔軟性、及び、筋肉の弾力性を高めるためのトレーニングです。

運動不足や椅子に座ったままなどの生活習慣によって、股関節の動きが、硬くなってしまいます。股関節は、インナーマッスルの大腰筋・内もも・お尻など、たくさんの筋肉や骨格と連動していて、横隔膜にまで関係しています。



股関節が硬くなったままだと、背骨や骨盤の歪みの原因にもなり、腰痛・むくみ・全身の疲労感など様々な身体の不調を引き起こします。



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