ジョギングやウォーキングをするとカラダに良いのは、知っていますが、
息が上がる…、脚が痛くなる…、翌日筋肉痛になる…などで敬遠されがちです。
そこで、同じキョリ・同じスピードで走ったり歩いたりしても出力が下げられ、
ラクに運動が出来るようになる美脚ラン・ウォークコースを一緒にしてみましょう。
スポーツ中の肩の動きって考えたことってありますでしょうか?
スポーツは、
肩甲骨と骨盤の動きを連動させるのが大事!とか唱える方もいらっしゃいますが、
科学的根拠を検証したものがありませんので、
根性論と変わらない人生経験からの指導法が横行していました。
これまでは、脚ばかり注目してきたことでしょうから、
今度は、肩の動きについて、一緒に考えてみましょう。
肩の動きは、肩関節と肩甲骨の2つの関節の動きが伴います。
肩関節の動きは…
・腕を前後に動かす屈曲・伸展
・手のひらを回す外旋・内旋
・腕を横に開く外転・内転
肩甲骨の動きは…
・外側に開き内側寄せる内外転
・60度の上下に回りながら動く上方・下方回旋
・肩関節の動きを補助する下制
肩関節と肩甲骨の動き…
・肩甲骨の内外転は、肩関節の屈曲・伸展動作に作用する
・肩甲骨の上方・下方回旋は、肩関節の外旋・内旋動作に作用する
・肩甲骨の下制は、肩関節の外転・内転動作に作用する
例えば、ランニング中には、
肩の屈曲・伸展、肩の外旋・内旋、肩甲骨の内転・外転動作と考えます
…って想像しても頭の中がこんがらがりますよね。
つまり、腕を回すだけでイイのです。
しかし、ただ腕を回すだけでは、
ランニング中の肩の動きや機能の改善や向上につながりません。
機能性を高めつつ、
よく言われると肩甲骨と骨盤の動きを連動させる股関節・体幹の連動性が加わる体操を行います。
試して欲しい流れは…
1.まず、走る。もしくは、早歩きをしてみましょう。
2.肩甲骨と骨盤の動きを連動させる体操
・股関節伸ばし
https://youtu.be/aLwfH1PzwXA
・肩入れ
https://youtu.be/4t4WCPSc0H4
・ひじ内まわし
https://youtu.be/zylm3UySaiw
上記の体操を3~5セット行って、また走るか、早歩きをしてみましょう。
え??すぐに違いを感じていただけると思います。
同じキョリ・同じスピードであっても経済性が高まるとこんな感じです。
もし、同じ出力で走ったとしたら、タイムも短縮されているはずです。
エネルギー消費は、時間当たりの酸素消費で現すと、
1分間に男性4リットル・女性3.8リットルと子供から大人まで変わりませんので、
燃費良く使ってあげられるカラダ作りが本来の健康のためのエクササイズなのです。
更に強度の高い走りを求めたい方は、
そのストレスに応じたフリーウエイトやマシンを使ってフィジカルトレーニングが必要になります。
この度は、マシンプログラムと体操プログラムに歩き・走りのドリル練習を加えることで、
同じキョリ・同じスピードであっても、出力が下げられ、燃費の良い走りを再現できるようになりましょう。
コレ以上の記録を求めたい場合は、筋細胞を増やして、ミトコンドリア量を増やせば、
ひょっとすると男性4.2リットル、女性4.0リットルのエネルギー消費量に増大させることも出来るようになります。
その場合は、元スケートゴールドメダリスト・清水選手のような厳しいトレーニングも必要となります。
かけっこが遅くて悩んでいるお子さん、
運動会でお子さんに良いところを見せたいお父さん、
チームの中で走りが遅くて良い練習が出来ないで悩んでいるアスリートさん、
前回よりもタイムアップをはかりたいマラソンランナーさん…どのレベルの方にも対応しております。
あなたにとって良い走りとは、何なのか?一緒に考え、学びながら、楽しく練習していきましょうね。