ブログ
ストレッチングの意味⁈ Ⅲ
怪我は、カラダの骨や靭帯、筋肉などの組織が耐えられる以上の力が掛かった時に起きます。
他動的可動域(PROM :Passive Range of Motion)は、
例えば、30度しか動かせなかった関節を35度まで動かせるようにすることが目的です。
つまり、他動的可動域(PROM :Passive Range of Motion)を
改善することで防げる怪我というのは、30度では過剰な掛かっていたけど、
35度では掛からないような場合です。
では、捻挫をイメージしてみましょう。
30度だったPROMが35度になったところで、足首にかかるのは同じ体重です。
35度の方が、モーメントアームが長くなって若干、負担が大きくなります。
根本的に、他動的可動域(PROM :Passive Range of Motion)は、怪我予防に関係ないと思いませんか?。
やまおく体操 30日エクササイズ 6. 首 腕上げ体操
| やまおく体操
腕上げ体操は、大胸筋に効果のある種目です。一般的な大胸筋トレーニングが、横方向に収縮刺激を加えるのに対し、この種目は、縦方向に刺激を入れることのできる数少ない種目です。刺激に変化をつけたい大胸筋の発達停滞期などにメニューに組み込まれることも多い体操種目です。
腕上げ体操は、大胸筋の拮抗筋である背中の筋肉・広背筋にも効果の高いトレーニングです。特に、ぶら下がり運動等以外での自宅背筋トレーニングでは、鍛えにくい広背筋側部にも効果がありますので、プチ逆三角形体型を目指す愛好家にとっても、重宝する種目として知られています。
早歩きのススメ Ⅱ
| 運動
痩せなくても効果ある…
肝臓などにたまった脂肪は遊離脂肪酸として放出され、運動のための直接的なエネルギー源となります。
1週間に250分以上、1日に換算して30分以上の運動を続けると、肝臓にたまった脂肪が減りやすくなります。
遊離脂肪酸が使われるのは、運動を開始して10分後くらいからなので、
脂肪を燃焼させるには、運動をある程度の時間続ける必要があります。
また、運動を続けることで、善玉のHDLコレステロールとアディポネクチンが増加します。
アディポネクチンは、脂肪細胞が分泌する生理活性物質アディポサイトカインの一種で、動脈硬化を防いだり、
血糖を下げるインスリンの働きを高める作用のある善玉物質として注目されています。
アディポネクチンの分泌は、運動を続けることで改善します。
さらに、細胞を傷つけ炎症を引き起こす酸化ストレスは、
糖尿病や認知症、心臓病、がんなどの病気の原因となりますが、
運動を続けることで、酸化ストレスからカラダを守る仕組みが促されます。
運動を続けていても体重が減らないというヒトでも、脂肪肝は改善しますので、
ウォーキングのなどの運動は、1日30分以上行うと効果的であります。
やせなくても効果はあるので、あきらめずに運動を根気良く続けて頂きたく思います。