歩いたり走ったりしている際に地面と直接接するのは、足です。足には、体重の約3倍以上の負荷がかかります。それだけうまく衝撃を逃してあげなければ負荷が過度にかかり、痛みを出すようになります。特に土踏まずが痛むのは、5本の中足骨のバランスが崩れてしまっている事があります。
足の裏には、縦横に足底筋膜が走っていて、踵と前足部を引き寄せる事でアーチを作られていますが、着地した際に踵が後ろ側にスライドし、前足部の骨の間が開くことで、着地の衝撃を和らげています。ここのバランスが悪く、疲労しがちだと、ダメージが緩和されずに炎症も起こりやすくなります。
また、運動中は、血液循環等により足のサイズが大きくなりますが、ちょうど良いサイズのシューズを求める方にとっては、膨張した足を逃す部分が少なく、外反母趾や爪の下にマメができる爪下血腫になる可能性もあります。
26個の足の骨の動きを鍛える。
足裏には、踵から小指、踵から親指、親指から小指にかけて3つのアーチがあります。これらを鍛えるには、足の骨26個を動かせるやまおく体操がお勧めです。
足踏み
ひざ絞り
内捻り体操
インソールを活用してフットバランスをサポートする。
最近のインソールは、足の裏を刺激するようなものや、アーチを形成するものばかり。返って足本来の機能を使えなくなることもあります。そこで、足の本来の機能を引き出すためのリセットソール©︎をお勧めします。歩行バランスや、足が地面に接地する際のタイミング、中足骨の望ましい動きを誘導してくれます。