30分の早歩き 2種類の認知症予防
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認知症を引き起こす原因は、脳の血管が詰まってその先に血液が行かなくなることで起こる脳血管性認知症、神経細胞の表面に蓄積するβアミロイドという異常なたんぱく質のかたまりの蓄積によるアルツハイマー型認知症の二つのパターンに別けられます。
脳血管性認知症は、先日より述べている週3日程度、30分の早歩きをすることで動脈硬化を予防することが出来て、認知症予防につながると期待されています。
アミロイドβは、インスリン分解酵素によって破壊され、脳に蓄積されないようにすることが出来ます。
この酵素が血液中に一定量あればアミロイドβがどんどん脳にたまることは、ありません。
週3日、30分の早歩きをすることで、インスリンが過剰に分泌しないように、血糖値コントロールすることが出来ます。
つまり、アミロイドβを破壊する余裕が出来て、アルツハイマー型認知症の予防につながると期待されています。